【最新版】初心者が使いやすい中国語入門や独学におすすめの本・参考書・教材・学び方

台湾中国ハックス

中国語学習を始める際、まず中国語教材を揃えようと思う人は多いと思います。

書店に出向いて中国語学習のコーナーに行くと、ズラリと並ぶ数々の教材たち。

一体どれを選んだら良いのやらと迷ってしまいますよね。

また、教材を購入してみたはいいけれどどう活用するのが学習に効率的なのかよく分からないという人もいるのではないでしょうか。

この記事ではオススメの中国語教材をご紹介するとともに、その教材を使った効率的な学習方法についても紹介していきます。

大人の語学学習には教材が必須

「外国語は聞いているうちに自然と覚えるものだ」と言う考え方は子供には通用しますが、大人はそう言うわけにもいきません。

7歳くらいまでだと他言語を耳で聞いているうちに自然と習得するものですが、大人になってからは「学習」しなければ語学の習得は難しいでしょう。

発音や文法を論理的に理解し、覚える必要があります。

中国語を取得したいと考えている大人の方は、ただなんとなく中国語のニュースやドラマを聞き流したり、文法や発音の基礎がないのに中国に留学してみても中国語は上達しません。

良い教材を使って、基礎固めからしっかりする必要があります。

1つの教材を徹底してやりこむこと!

語学学習の基本の5分野は「発音」「短文」「単語」「総合」「検定試験向け過去問・模擬試験」です。

中国語学習を始める多くの人がやりがちなことは、分野ごとに複数の教材を購入することです。この方法はあまりお勧めできません。

教材を使った学習は、1つに絞りこんでやり込むことが大切。

あちこちに手を出して広く浅い学習をするより、1つの教材を徹底して学習する方が効果的です。

分野別教材の選び方

上でも触れたとおり、語学学習には5つの基本分野があります。

1 発音
2 短文
3 単語
4 総合
5 検定試験向け過去問・模擬試験

1つの分野につき1つの教材を揃え、徹底してやり込みましょう。

5つの分野を全てカバーする教材もありますが、そういった教材は全分野について表面的に触れているだけのことが多く、深く理解をすることができません。

発音なら発音に特化した教材を
短文は大事な構文が覚えられる教材を
単語集は大事な単語が並んだ単語集を
総合は発音・文法・単語・フレーズが総合的に載っていて学習したレベルの復習・総仕上げに使えそうなもの

を選ぶと良いでしょう。

検定試験向け教材は、中国語検定やHSKなど自分が受験する試験に合わせて対策が取れる教材を選んでください。

また、教材を選ぶときは必ず「音源」付きのものを選びましょう(CDやDVDなど)。

目で見て頭で理解するだけではなく、ネイティブの発音を耳で聞くことが重要です。

音源付きの短文教材を利用する場合は、ネイティブの発声するフレーズの後を追うように真似をして発声する「シャドーイング」と言うトレーニング方法を行ってみましょう。

5分野は平行学習せず、3段階に分けて学習を進める

語学学習基本の5分野は同時並行で学習するのではなく、3段階に分けて学習を進めると効率的な学習ができます。

1 発音の基礎固め
発音教材を用いて発音、ピンインを徹底的に頭に入れる。

2 総合力を鍛える
短文・単語・総合教材を用いて読み・書き・リスニング・話すスキルを総合的に鍛える

3 検定試験に向けた学習
自分のレベルに合わせて、中国語検定やHSKの級を受験してみましょう。

検定試験向け過去問・模擬試験の教材や、中検・HSKの公式サイトでレベルチェクを行い、少し頑張れば合格できそうかなと言う級の合格を目標に学習を進めましょう。

発音の基礎固め

中国語を学習する外国人の多くは、まず漢字で悪戦苦闘します。

漢字の読み方書き方に慣れていない欧米人などは漢字学習に膨大な時間を費やすことになります。

その点日本人はすでに漢字の読み書きを知っていると言うアドバンテージがあります。

日本人が中国語を始めるとぶつかる壁は「発音」です。

中国語にはたくさんの発音の種類があり、日本人には慣れていない・出しにくい音が多くあります。

中国語は、同じ音であっても発音方法が違うと異なる意味になってしまうので、正確に発音することはとても大切です。

中国語の発音も子供なら聞きながら自然と身につけていくものですが、大人になるとそう言うわけにもいきません。

発音教材を用いて、口や舌の動かし方、発声方法、ピンインの読み方などを論理的に理解しつつ発音トレーニングを行いましょう。

総合力を鍛える

中国語は発音が複雑で難しく感じるかもしれませんが、文法はそこまで複雑な言語ではありません。

日本人は漢字の読み書きができますから、発音の基礎固めさえできてしまえば、その後の中国語学習はかなり楽になるはずです。

発音の基礎固めが出来てきたら、中国語の総合力を上げる学習を始めましょう。

ここからは「短文」「単語」「総合」の学習を同時並行で進めていきます。

各分野の教材は初級・中級・上級のレベル別に1冊ずつ揃えると良いでしょう。

まずは初級の短文教材・単語教材・総合教材を揃え1冊ずつを徹底的にやり込みましょう。

検定試験を受験

自分の中国語のレベルを客観的に知るためにも、そして目標を掲げることで語学学習のモチベーションを維持するためにも、検定試験を受験しましょう。

中検やHSKの級に合格すると、自身の中国語スキルを証明できる「資格」になります。

就職活動などで有利になることもありますから、中国語を学習しているのなら受験することをお勧めします。

中国語学習・発音教材の選び方

発音の学習に「耳で聞くこと」は欠かせませんが、大人が耳だけを頼って発音を習得するのには限界があります。

日本語で論理的な解説をしている教材、そして舌や口の位置・形が分かる写真や図が載っている教材を選ぶと良いでしょう。CDやDVDなど音源付きであることも発音教材選びの際の絶対条件です!

発音教材を使った学習法

中国語は発音の基礎固めが鍵です。発音さえしっかり習得すれば、その後の中国語学習はとっても楽になりますし素早く習得することが可能になります。

毎日1時間(1週間で合計7時間)を目標に発音学習に取り組みましょう。

舌の位置・唇の形や動かし方を写真や図で確認し、発音方法を論理的に理解することが大切です。

ネイティブの発音を聞くことももちろん大事ですが、自分の発音のチェックもしてみましょう。スマートフォンの録音機能などを使い自分の発音を録音し、ネイティブの発音と聴き比べてみると良いでしょう。

それから、中国語学習をする上でピンインを覚えることも大事な基礎固めになります。

(ピンインとは、アルファベットなどで漢字の読み方を示した発音記号のことです。)

中国語には36の母音と21の子音があり、組み合わせると音の種類は400個ほどになります。

さらに、4つの声調が加わるので中国語の音の種類は1600個ほど(厳密には1100個程度です)。

400種類の音を4種類の声調で使い分けるためには、とにかく地道なトレーニングをすることが重要です。

中国語学習・総合学習向け教材の選び方

読み・書き・リスニング・話すの4つの分野を総合的に鍛える学習方法として一番お勧めしたいのが「シャドーイング」です。

ネイティブの音声を聞きながら、少し遅れて真似をして声を出すと言うトレーニングを行いましょう。

シャドーイングをするための教材は、CDまたはDVD付きのもの、会話文やある程度の長さがある文+その音源があるものを選ぶと良いでしょう。

初級レベルなら会話文のみでも良いですが、中国語に少し慣れてきたら説明文や物語など、ある程度長さのある中国語のシャドーイングに挑戦しましょう。

短文教材を使った学習法

1つの文法につき複数の例文を載せいている教材もありますが、時間のない人は1つの例文のみを暗記すれば十分です。

1つの例文を完璧に暗記し、文の構造を理解しましょう。

日本語の文を読んだだけで対応する中国語の文がパッと浮かぶ程度、そして中国語で文章が書ける程度に暗記することが望ましいですね。

覚えた例文の単語を入れ替えて別の文章を作るトレーニングも行って見ましょう。

例えば、私は日本人です=「我是日本人」と言う文章の「我」や「日本人」の単語を入れ替えて別の文章を作ります。

単語教材を使った学習法

中国語で簡単な旅行会話をするために必要な単語数は1,000語程度だと思います。

2500単語を習得したあたりで、中国語が上達したなぁと実感する人が多いようです。

HSKの最上級である6級に合格するためには約5,000の単語の習得が必要だと言われています。

単語は多く覚えれば多いほど良いのですが、無理に最初からたくさん暗記する必要はありません。

単語に関しては中国語を学んで多くの単語に触れていくうちに、自然に習得していくものです。

単語教材を用いる場合も、1つの単語に対して複数の日本語の意味が載っていることがありますが最初から全てを覚える必要はありません。

1つの単語につき、1つの意味を覚えるようにしましょう。

どうしても覚えられない単語はノートに書き出し、自分の苦手単語帳を作成します。

時間のあるときに見返してみたりして、隙間時間を使って苦手単語を克服しましょう。

総合教材を使った学習法

テキストに付いている音源を聴きながら、音源のすぐ後を追うように発生するシャドーイングは語学学習に非常に効果的です。

最初はネイティブの早さに付いていくのが難しいかもしれませんが、何度もトライしてみましょう。

最初はテキストのピンインを見ながら、慣れてきたら漢字の文だけを読みながらシャドーイングを行い、何も見ずにシャドーイングができる程度まで繰り返し練習します。

耳・目・口の全てを使って行うトレーニングによって、中国語を頭と体に染み込ませることができます。

中国語学習・検定試験向け教材の選び方

自分の受験する試験と級に合わせて教材を選びます。

過去問集なら最低過去5年分程度が収録されているものが良いでしょう。

問題の和訳・日本語での丁寧な解説がついているものを選んでください。

検定試験向け教材を使った学習法

検定試験の受験に向けて教材を使うのなら、実際の試験と同じように制限時間を設けて集中して問題に取り組める環境を整えましょう。

試験対策は1〜2ヶ月前くらいから始めるのが理想的です。遅くとも、3週間前には過去問に取り組みましょう。

制限時間内に問題を解き終えることができるかどうか、正解率はどのくらいかをチェックすることはもちろん重要なのですが、問題を解いて答え合せをしておしまいにしてしまってはいけません。

理解できていない部分を確認し、次は正解できるよう確認と復習を行いましょう。

たまたま正解していたけど自信がなかったという問題も、解答や解説を読み込みしっかりと理解しておくことが大切です。

1度取り組んだ過去問は、日にちを開けてさらに数回挑戦してみましょう。完璧に問題が解けるまで繰り返すことが大切です。

また、文章問題の中国文は声に出して音読&速読してみましょう。リスニング問題の音源があれば、音源を聴きながらシャドーイングに挑戦してみてください。

【最新版】初心者が使いやすい中国語入門におすすめの本・勉強法まとめ

私の身近にも実はいるのですが、教材ばかりあれこれ買い揃えて、複数の教材を同時に初めて、結局どれも使い切れず、語学の習得も中途半端に・・・

という人もいます。

教材は分野ごとに1つで十分です。

まずは本記事を参考に1つの教材を徹底的にやり込み、効率的な中国語学習を進めていきましょう!