短期間で中国語をマスターする方法は!?学習効率を高める勉強方法やコツ おしえます

台湾中国ハックス

語学学習に焦りは禁物。でも、少しでも早く語学を習得したい!と思うものですよね。上達しない状態が長く続くと、モチベーションの低下にもつながります。

中国語は日本人にとって学びやすく、頑張れば短期間で習得できる言語です。

日本人はすでに多くの漢字を知っていますし、中国語の文章を読めばなんとなく書かれている意味が分かるといったアドバンテージがあります。

今、中国の人口は世界一。

加えて凄まじい経済発展で経済大国としてものし上がってきています。

中国語のニーズが高まり世界中で中国語を学ぶ人が増えているのに、日本では中国語が堪能な日本人はまだまだ少ないですよね。

このチャンスに、中国語を習得して仕事や活動のチャンスを掴みましょう!

短期間で中国語をマスターする学習方法やコツをご紹介します。

中国語は日本人にとって習得しやすい言語

「中国語=難しい」というイメージを持っていないでしょうか?実際はそうでもありません。

実は、あなたはすでに80%の中国語を学習しているのです。

今まで中国語を勉強したことがないという人でも、漢字の読み書きができるという時点である程度の中国語が理解できるはずなのです。

例えば、「我是日本人」という中国語の文章があります。

中国語の読み方がわからない人は「ワレ・コレ・にほんじん」と読むかもしれませんが、書かれている意味は分かりますよね。

「我は日本人だ」と言っているのだろうと理解できるはずです。

日本人が日々使っている漢字は、本来中国大陸からやってきたもの。

本や新聞で、漫画やネットのサイトで漢字を読んでいるということは、中国語に触れていることと同じです。

漢字がわかる日本人にとって、中国語は非常に習得しやすい言語なのです。

漢字を使わない欧米人より圧倒的に有利!

中国語と日本語には、「漢字を使う」という共通点があります。中国人も日本人も、子供の頃から何年も何年もかけてたくさんの漢字を勉強します。

小学校・中学校・高校と、漢字学習に多くの時間を費やしましたよね。漢字を知らない欧米人は、漢字を一から学ぶためにこれから多くの時間を費やさなければなりません。

漢字という基盤がすでに出来上がっている日本人にとって、中国語は学習をスタートさせるのが簡単な言語なのです。

実際に、中国政府公認の外国人向け中国語検定試験(HSK)の結果によると、上級合格者の90%以上が日本人または韓国人です。

欧米人をはじめとする漢字の知識がない人たちよりも、日本人は中国語学習で有利な立場に立っています。

すでに知っている中国語がたくさんある

中国語の常用語は3805個あるとされていて、そのうち1013個は日本語と同じです。

私たちが普段日本語として使っている意味とほぼ同じ・または全く同じなのです。

私たち日本人はすでに1,000個以上の中国語を知っているということになります。

それに加えて、日本語の場合漢字には音読みと訓読みがあり、一つの漢字につき複数の読み方を覚える必要があります

。中国語は基本1漢字につき読み方は1種類(読み方が2種類ある漢字もあり)なので日本語で使う漢字ほど読み方は複雑ではないのです。

音読み・訓読み・熟語になるとまた読み方が変わる・・・

と、1つの文字なのに複数の読み方を学習してきた日本人にとって、中国語で使う漢字の読み方はあっさり覚えられてしまうものです。

文法は意外とシンプル

日本人は英語を勉強するとき、動詞が過去形や過去分詞形に変化したり、名詞が複数形になると「s」が付いたりといった日本語と異なる文法に苦戦します。

イタリア語やスペイン語になると、動詞の変化は英語よりもさらに複雑になり覚えるのに苦労します。

イタリア語やスペイン語は名詞に男性名詞と女性名詞があり、冠詞(英語のaやthe)が男性名詞・女性名詞・単数/複数形に合わせて変化するのも日本人にとっては慣れるまで時間がかかります。

中国語の場合、動詞の活用は無く名詞は単数でも複数でも同じです。

もちろん、スペイン語やイタリア語のような女性・男性名詞はありません。

日本語は形容詞が変化しますが(美味しい、美味しく、美味しかった、など)中国語は形容詞の活用もありません。

とにかく言葉を暗記してしまえば、様々な文型で覚えた単語をそのまま使うことができるのです。

短期間で中国語をマスターするための学習法

中国語マスターへの最短のルートは以下の順番で学習を進めながら、とにかく繰り返すことです。

それでは具体的に見ていきましょう!

発音(声調・四声)の基礎を固める

漢字を知っている日本人にとって、中国語の読み書きはそれほど難しいものではありません。

それから文法も、上で説明した通り英語やヨーロッパの言語と比べると簡単な点が多くあります。

中国語学習で日本人が苦戦するのは「発音」です。日本語とは大きく異なる中国語独特の発音の基礎トレーニングを繰り返すことが大切です。

まずは「声調・四声」です。日本語の場合、「あ」の発音は1パターンしかありません。ところが中国語は同じ音でも音の上げ下げ・高低で4パターンの発音があります。

4パターンを使い分けられないと、正しい中国語を話すことができません。発音のパターンが変わることで、同じ音でも違うものを意味してしまうからです。

また、4パターンの異なる発音をきちんと理解し区別できていないと、中国語を正しく聞き取ることもできません。

中国語学習の基礎固めは、4パターンの音の変化をしっかり頭と体に叩き込むことです。

ピンインを覚える

中国語学習を始めたばかりという人は、漢字を読みながら発音を覚えるよりも、中国語の発音記号「ピンイン」で発音を理解する方が良いでしょう。

中国語には36の母音と21の子音があり、母音と子音を組み合わせると音の種類は約400個になります。まずはピンインの音の出し方に慣れましょう。

上でも触れましたが、日本語だと1つの漢字に音読み・訓読み、複数の読み方があります。

一方の中国語は、例外を除き1つの漢字の読み方は1通りのみです。1つの漢字につきピンインを1つ覚えれば良いだけなので、それほど難しいことではありません。

早く中国語を習得したい人は、できるだけ早くピンインを覚えてピンインに慣れること。これが中国語マスターへの近道です。

挨拶やよく使うフレーズを覚える

発音の練習は筋トレのようなもので、毎日毎日コツコツ繰り返すことが大切です。頑張って継続させましょう。ただ、中国語学習の基礎(発音やピンイン)ばかりを繰り返していたのでは飽きてしまいますよね。

発音ばかりじゃ飽きてきた、つまらないという人は挨拶やよく使うフレーズを覚えると良いと思います。あまり文法のことは気にせず、決まったフレーズをそのまま丸っと覚えてしまいましょう。

基礎練はどのくらいの期間続ける?毎日の学習時間は?

中国語学習をスタートさせたら、最初の2ヶ月間は基礎固めに励みましょう。

とにかく発音トレーニングとピンインです!学習時間は1日1時間程度を目安に、無理せずコツコツと。

1日1時間でも、毎日続ければ週に7時間。2ヶ月間でだいたい56時間になりますよね。週末や休日は+1〜2時間勉強時間を増やせば、かなりの勉強時間を確保できます。

これだけの時間を使って発音・ピンインに徹底的に取り組めば、基礎固めはバッチリです。中国語基礎の土台がしっかりとしていれば、その後の中国語学習は楽になりますし、よりスピーディーに語学習得ができるようになります。

発声練習をするときのポイント

中国語学習を始めた日本人がまずぶち当たる壁は、「発音の種類の多さ」です。

(ピンインの母音+子音で約400の音)×声調4種類=発音の種類1300となります。でも、ここをクリアしてしまえば漢字を知っている日本人は簡単に中国語を習得できるようになります。発音練習のポイントをご紹介していきます!

毎日繰り返す

上でも言いましたが、中国語の発音練習は筋トレのようなもの。日々の積み重ねが大切です。

筋肉は1日トレーニングしただけでは付きません。コツコツ毎日継続することで、徐々にムキムキボディに近づいていきます。

中国語も同じです。地味な練習を毎日継続することが上達への近道です。

ピンイン表を順番に声に出して読みましょう。4種類の声調を含んだ1300のピンインを全部発音するとなると、だいたい50分くらい時間がかかります。

毎日50分のトレーニングが中国語学習の基礎・基盤となりますから、頑張りどころです。

1300個を毎日繰り返す時間がないという人は、自分の苦手な発音をチェックして苦手発音を中心に練習をしても良いでしょう。

大きく口を動かし大きな声で発音する

発音練習は実際に声に出して行うことが大切です。頭の中で想像するのではなく、大げさなくらい口を動かしながら大きな声で発声しましょう。

日本語を話している時には使わない顔の筋肉を使うことになるので、口や口周りが疲れたなと感じるかもしれません。

顔の筋肉が疲れてこそ、中国語の正しい発音に近づいているということです。

鏡やレコーダーで自分の口の動き・発音を確認する

実際に発声しているときの口の形や動きを鏡で確認してみましょう。

ネイティブの人の口の動きも動画などでチェックして、自分とどう違うかをよーく観察してみるといいですね。

レコーダーやスマートフォンの録音機能を使って、自分の発音を聞いてみることもおすすめします。

ネイティブの発音とどう違うか、じっくり研究してみましょう。

発音教材を使う

発音に特化した教材がありますから、教材を使って発音トレーニングを行うと良いでしょう。

口の形・舌の位置について論理的に解説されていて、写真や図解付きのものがおすすめです。

それから、実際にネイティブの人が発音したCD/DVD付きのものが良いですね。

発音教材は中国語の基礎固めのために使うものなので、良いものが1つあれば十分です。

欲張ってあちこちに手を出さずに、1つの教材を徹底的にやり尽くすつもりで取り組みましょう。

究極の上達法シャドーイング

中国語学習を始めたら、最初の2ヶ月間を目安に徹底して中国語の発音の基礎を頭と体に叩き込みます。基礎づくりができたら、次はシャドーイング訓練を始めましょう。シャドーイングというのは、CDや動画の音源を聞きながら、聞いたままのフレーズをワンテンポ遅れで声に出して真似をする語学学習方法です。

最初からシャドーイングをするのは難しいと思うので、あらかじめ何度か音源を聞き、最初はピンインを見ながらシャドーイングをしてみましょう。

繰り返しシャドーイングをして、ピンインを見ずに音源の真似ができるように慣れば上出来です。

シャドーイングとリピーティングの違い

リピーティングというのは、先生や音源が1フレーズ言った後に、同じフレーズを繰り返すことです。

シャドーイングは続けて流れる音源を聞きながら、聞いた言葉をそっくりそのまま真似して言います。まるで影のように後をついていくように言葉を追っていくのでシャドーイングと呼ばれています。

シャドーイングで中国語トレーニングをするメリット

・耳、口、目を同時に使って語学を学べる
・短時間集中型で語学学習したい人には特におすすめ
・ネイティブの音源を繰り返し聞くことで、抑揚や間の取り方などが自然に身につく

シャドーイングは「読む・聞く・話す」の3つが同時に鍛えられる学習法で、短期で語学を習得したい人にとって非常に効率的です。

シャドーイングを毎日1時間2時間行う必要はありません、10分〜15分程度の短い時間でも効果があります。

シャドーイングを繰り返すことで、中国語を読む力や聞き取る力が高まりますし、ネイティブの音源を聞いているうちにより中国人っぽい(ネイティブに近い)発音や言い方が身につきます。

シャドーイング上達のためのステップ

急に音源を流してシャドーイングをしようとしても、まず上手くいかないでしょう。シャドーイングを上達させるためにはステップを踏んで練習を続けることが大切です。

まずはリスニング

シャドーイング用に用意した音源を、まずは聞いて見ましょう。

テキストは見ずに聞いてみて、どのくらい内容を理解できるか挑戦して見てください。

本文を読み、文法や単語を確認

音源を何回か聞いたら、本文をテキストなどで確認します。どのくらい正しく聞き取れていたでしょうか?分からない単語があれば辞書やネットで調べ、テキストの解説なども読んでおきましょう。

ピンインを見ながらシャドーイング

テキストのピンインを見ながら、0.3秒遅れくらいのイメージで音源の言葉を繰り返します。苦手な部分は重点的に繰り返し、滑らかにシャドーイングができるようになるまで最低10回くらいは練習しましょう。

漢字だけを見ながらシャドーイング

ピンイン部分を隠し、漢字だけを見ながらシャドーイングをします。

何も見ずにシャドーイング

ピンイン→漢字のみでシャドーイングの練習をした後は、何も見ずにシャドーイングしてみましょう。音源を聞いた通り淀みなくシャドーイングができるようになったら合格です!慣れるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、耳と目(聞き取りと読む力)が鍛えられると、徐々にシャドーイングが上達するのも早くなります。

スマートフォンでのシャドーイングはあまりお勧めできない

いつも身近にあるデバイスとして、スマートフォンを使ってシャドーイングをしようと考える人も多いと思いますが、あまりお勧めはできません。画面を見ながら操作をするのは効率的とは言えませんし、電話やメッセージが届くと中断されてしまいます。また、スマートフォンを開いているとつい他のアプリを起動させてしまったりと、集中が途切れる原因にもなります。

シャドーイングに使うデバイスは、

・ワンタッチリピート機能
・録音機能
・スピード調節機能

以上の機能が搭載されたICレコーダー、MP3プレイヤーがお勧めです。どうしてもスマートフォンでシャドーイングをしたいと言う場合は、スピード調節やリピート再生ができるソフトウェア(語学プレイヤーなど)をインストールして使うようにすると良いと思います。

中国語は誰から学ぶ?

独学で語学を習得する人も居ないことはないですが、やはり発音や会話については先生に教えてもらう方が良いでしょう。中国人の先生から習うか、日本人の先生から習うか迷うところですが、一番良いのは両方から学ぶことです。

ネイティブの発音や中国人独特の言い回しなどは中国語の先生から学んだ方が良いですし、中国語の発声方法や文法について論理的に学ぶなら日本人から学んだ方が良いでしょう。日本人の先生だと、日本人が苦手としやすい発音や日本人が繰り返してしまいがちな癖を理解しています。両方の先生から中国語を習うことができれば、より中国語習得のスピードを速めることができると思います。

どうしても独学で!という人は、DCやDVD、動画を積極的に活用してネイティブの音に慣れること、そして日本語で論理的に解説している教材を使うようにしてください。

この記事のまとめ

最初の2ヶ月間、発音トレーニングばかりを繰り返していると、つまらないな・物足りないなと感じるかもしれません。でも、この発音トレーニングこそ中国語学習では非常に重要なのです。ここをおろそかにすると、中国語の読み書きはできるのに話せない・聞き取れないということになってしまいます。

自分の話た中国語が相手に理解されず、相手の話す中国語も理解できない・・・これでは中国語を学ぶ意味がありませんよね。とにかく最初の2ヶ月限定!と思って、じっくりと発音トレーニングに取り組んでみましょう。

もちろん、モチベーション維持のために挨拶や決まったフレーズの練習も並行して行うと良いでしょう。発音の基礎固めが出来たら、ぜひシャドーイングに挑戦してみてください。