中国語文法・単語を効率的に勉強する方法は?覚えやすい中国文法と単語学習のコツ

台湾中国ハックス

外国語を学ぶ時、難しいな・・・と感じるポイントはどこでしょうか?日本語と違う発音や文法に戸惑う人は多いでしょう。特に文法ですよね。

例えば日本で必須科目となっている英語を勉強する際、過去形・過去分詞形・未来形・未来進行形といった動詞の活用に多くの日本人は苦戦します。

中国語は日本語とは全く異なる発音が難しいものの、文法はそこまで難解複雑な言語ではありません。中国語には英語やヨーロッパの言語のように動詞の活用がありませんし、名詞に男性名詞・女性名詞の違いもありません。

また、日本語のように形容詞が変化することもありません。中国語は「単語」と「語順」を覚えれば、文法は自然と身についていきます。中国語学習を始めたばかりの人は、文法の基礎から固めて中国語のフレーズを覚えていこうとする人もいますが、文法は後回してOKです。短文教材を使ったシャドーイング練習法や、アプリやオンラインツールを利用した学習方法で最速の言語習得を目指しましょう!

中国語文法勉強法

フレーズを丸ごと暗記する

中国語学習を始めるにあたり、まずは初心者向けの短文が載った教材を選びましょう。

載っている例文を全て覚えられる人はもちろん覚えた方が良いですが、時間がない人は1文法につき例文を1つ暗記すれば十分です。

フレーズを丸ごと、教材を見なくても言える程度に暗記します。

覚えたフレーズの単語を入れ替えてみる

例文を完全に暗記したところで、単語を入れ替えて文章を作ります。

例えば「我是日本人」(私は日本人です)というフレーズを覚えたら、

「我是中国人」(私は中国人です)や、
「我是学生」(私は学生です)「她是学生」(彼女は学生です)

といったように単語を変えて文を作ってみましょう。

紙に書いて、そして声に出して発音し、書く・話す練習も忘れずに!

シャドーイングで目・耳・口を訓練

語学学習に効果的な勉強法にシャドーイングがあります。

例文を音声で聞き、聞いたそばから言葉を追うように真似をするという学習方法です。

シャドーイングを繰り返すうちに文法パターンが自然と頭に入りますし、単語を覚えるのにも効果的です。

語順を覚える

中国語の基本の語順は【主語+述語+目的語】です。日本語の「私(主語)はりんご(目的語)が欲しい(述語)」という語順より、英語の”I(主語) want(述語) an apple(目的語).”という語順と同じですね。

語順を覚えてしまえば、後は複雑な動詞・形容詞の活用はありませんから中国語学習が非常に楽になります。

中国語短文教材を使ってLET’S中国語学習!

どんな文法教材がおすすめ?

中国語初級者におすすめの教材は、文法の項目ごとに複数の例文が掲載されているものが良いと思います。

CDやDVDなど、音源付きのものを選びましょう。上でも触れたとおり、中国語の文法は英語や日本語と比べると複雑ではありません。

構文・語順・単語を覚えてしまえば後はあっという間に上達するはずです。

教材に載っている短文は暗記!

教材に載っている短文は丸暗記してしまいましょう。

その短文についての解説を読み、シャドーイングをするときは解説のポイントを意識しながら発声するようにします。

文法は初めから100%理解する必要はありません。語順や構文に慣れてくると、自然と身についてきます。

解説を読んでもイマイチ理解できないという場合も、とにかく例文は暗記してしまうようにしましょう。

シャドーイングと自己テストを繰り返す

例文を何度か声に出して読み、覚えられたかな?と思ったら音源を聴きながらシャドーイングを繰り返しましょう。

最初は教材のピンインを見ながら、次にピンインを隠して漢字を読みながら、それに慣れたら音だけを聞いてシャドーイングします。

完璧に暗記できたかな?と思ったら、自己テストを行いましょう。

中国語を隠して例文の日本語訳を見て、例文がすぐに出てくるでしょうか?

日本語の例文訳を見ただけでパッと中国語のフレーズが浮かぶようになるまで、シャドーイングと自己テストを繰り返します。

復習が大切

何事も見直し・復習が大切です。

シャドーイングと自己テストを繰り返して、よし完璧に覚えた!というフレーズも翌日もう1度、そして1週間後にもう1度自己テストを行ってみてください。

中国語フレーズを完全に自分のものにするために、丁寧に復習するようにしましょう。

中国語単語勉強法

文法の勉強法について説明してきましたが、ここからは単語の勉強法についてご紹介していきます。中国語を上達させるためには、1つでも多くの単語を覚えることが大事です。文法が分からずとも、単語さえわかればどうにか中国語でコミュニケーションが取れるようになります。

すでに知っている単語も多い

中国語の常用語は3,805個あると言われています。そのうち、日本語で使われる漢字と同じ単語が1,013個あります。

つまり、私たち日本人はすでに中国語常用語の約4分の1を知っているということになります。

例えば「日本」や「中国」は日本でも中国でも同じ単語・同じ意味ですし、「大」「小」も日本語も中国語も「大きい」「小さい」を意味します。漢字の書き方や意味は既に分かっているので、後はピンインと発音を練習すれば良いだけ!

ゼロから漢字の書き方や意味を勉強しなければならない人たちより、私たち日本人の方がスピーディーに中国語を習得できるのです。

モチベーションを上げて頑張りましょう。

1単語につき1つの意味のみ覚えればOK

中国語単語1つにつき、日本語の意味がいくつか付いているはずです。こんなにたくさん意味を覚えなくちゃいけないの!?と思うかもしれませんが、まずは単語1つにつき1つ意味を覚えれば十分です。複数ある意味の中から、覚えやすそうなもの・よく使われそうなものを選びましょう。

初級者は1単語につき1つの意味を覚えられれば合格です。中国語学習を継続して、より多くの単語・フレーズ・言い回しに触れていくうちに自然と複数の異なる意味がわかるようになっていきます。最初から多くを覚えようとせず、まずは1つの意味を覚えることに集中してみましょう。

単語もシャドーイングで覚えよう

中国語習得に効果的な勉強法としてシャドーイングを紹介しました。ネイティブの音源を真似して後を追うように発音します。ネイティブに近い発音やイントネーション、中国語のリズムが身につくおすすめの練習方法です。

シャドーイングを繰り返すうちに、単語もインプットされるはずです。シャドーイングで単語の発音方法を学びつつ、日本語の意味も覚えるように意識しましょう。

・中国語の単語が正しく発音できる
・中国語の単語のピンインが正しく書ける
・単語の日本語の意味が1つわかる
・日本語の例文訳を見て中国語のフレーズが言える、漢字で文章が書ける

このポイントがクリアできるレベルまで到達すれば、初級者編は終了といったところでしょうか。短文教材を用いた学習は、例文を暗記する→シャドーイングを繰り返す→自己テスト・復習のステップでトレーニングを繰り返しましょう。

覚えられない単語はどうやって覚える?

自己テストや復習を繰り返していると、自分がなかなか覚えられない・苦手とする単語が浮かび上がってくるはずです。

覚えられない単語はノートやメモ帳に書き出し、自分が苦手な単語集を作ります。中国語・ピンイン・日本語を書き、ノートを繰り返し読み込みましょう。暗記には根気が必要です。

あるいは、忘れやすい単語はイメージ化して覚えると良いでしょう。漢字を映像化すると記憶に残りやすくなります。

例えば「电梯」(エレベーター diàntī )という単語は「木製のエレベーターに弟が載っている」という映像を思い浮かべてみましょう。単語が並んだノートとにらめっこするより、頭の中で映像や画像をイメージしてみると案外すんなり覚えられたりするものです。

単語教材を使った学習法

ここまでご紹介してきた単語教材を用いた学習法についてまとめます。

①1単語につき1つの意味を覚える
複数の異なる意味を持つ単語がありますが、初級者は1つの単語につき1つの意味を覚えれば十分です。

2つ以上の異なる意味を覚えたいとき・覚える必要があるときには、単語の横に「2」の印をつけ、覚えたい日本語の意味2つにマーカーを入れておくと分かりやすいでしょう。

接続詞・副詞についての基礎例文は日常会話や作文するときに役に立つのでしっかり覚えておきましょう。それ以外の例文はそこまできっちり覚えなくても大丈夫です。

②発音チェック
付属の音源を使ってシャドーイングを行います。教材を見ながら、目と耳みでピンインを確認。実際に声に出して自分の発音をチェックします。

③漢字で文章を書いてみる
覚えた単語を実際に紙に書いてみましょう。時間がないときは空中に指先で2〜3回書き取りをするエアライティングがおすすめです。

④自己テスト
・中国語の単語・ピンインを見て日本語に訳せるか
・単語が正確に発音できるか
・ピンインと日本語を見て単語が書けるか
・日本語の意味を見て単語が言える・書けるか

以上のポイントを自己テストしてみましょう。なんとなーく覚えた、ということろで止めてはいけません!初歩の基礎ですから、完璧に単語が覚えられるまで①〜④を繰り返します。

どのくらいの語彙数を目指すべきか?
だいたい1,000語くらいの中国語単語をマスターすると、旅行会話ができるくらいのレベルに達します。場所を訪ねる、お店で欲しいものを注文するといった簡単な会話ができるようになるくらいでしょうか。

中国語学習者に目指して欲しい語彙数は2,500語くらいですね。2,500の中国語単語をマスターすると、だいたい自分の言いたいことが表現できるくらいのレベルに達します。

最終的に目指したい語彙数は、5,000語です。これは中国語検定HSKの最上級「6級」合格に必要な語彙力とされています。

中国語を学ぶ人の多くはHSK中国語検定の受験を検討することになるでしょう。やるなら最上級を目指したいですよね。

もちろん、いきなり6級を受けるのは難しいので、下の級から受験して徐々に語彙力を上げていくと良いと思います。

中国語の辞書って買っておくべき?

外国語学習に辞書は欠かせません。中国語の分厚い辞書は買っておくべきでしょうか?

スマホアプリを活用しよう

そういえば筆者が中学・高校生くらいの時は英語の授業のために分厚くて重たい英和辞典・和英辞典を持っていかなくてはならず、大変だった思い出があります。大学生くらいの時に電子辞書が出てきて、重たい辞書を持ち歩く必要がなくなりホッとしたものでした。

現在はさらにテクノロジーが進化して、スマートフォンで簡単に辞書を引けるようになりましたよね。中国語を学問として本格的に学んでいこうという人以外、重たい中国語辞書を買う必要は無いと思います。スマホのアプリで十分です。場所もとりませんし、持ち運びも便利。いつでもどこでも気になった言葉や単語を調べることができます。

スマホアプリ辞典を利用するメリット

・保管場所が必要ない
・持ち運びが便利、重たくない
・調べたい時にすぐ調べられる
・手書き入力ができて便利
・電子辞書より安い

目に入ってきた中国語について調べたい時や、この言葉は中国語でなんて言うんだろう?と言うことを調べたい時、通常の辞書だとその場に持ち合わせていなければ即座に調べることができません。スマホアプリなら、スマホ検索をするようにその場であっという間に意味や読み方を調べることができます。

それから、中国語は英語のようにアルファベット順に並んでいません。読み方(ピンイン)がわからないと辞書で調べるのにも時間がかかってしまいます。

その点、手書き入力機能がついたスマホアプリなら見たままの漢字を入力すればすぐに単語の読み方や意味を調べることができます。

そしてもう1つの大きなメリットは電子辞書より安いと言うこと。中日・日中辞書が搭載された電子辞書は新品のものを購入すると14,000円程度かかります。アプリ辞書なら中日・日中辞書の両方で4,100円程度なので、アプリの方がお金がかかりません。

中国語学習アプリも利用してみよう

中国語の辞書アプリをダウンロードするついでに、中国語学習アプリもダウンロードして使ってみると良いと思います。通勤中・移動中などの隙間時間に、スマホで短時間の中国語学習ができるようになります。無料で良いものが沢山ありますから、時間のある時に中国語学習アプリを探してみてくださいね。

楽しく学べる!オススメの中国語勉強法

スマホにダウンロードして隙間時間で学習ができる中国語学習アプリの他に、お金をかけずに楽しく中国語が学べるツールがあるので是非利用してみてください。

中国ドラマ・映画を観る

中国語に耳を慣らすのに効果的な方法は、ドラマや映画を観ることです。どう言うシーンでどんな言い回しや表現を使っているか、意識して観てみましょう。中国語のリスニング力向上につながる他、ドラマや映画で中国の文化・風習・人々の日常の暮らしや中国人的な考え方などを知ることができます。語学学習をする上で、その語学を話す国の文化・風習・価値観を学ぶことはとても重要なことですよね。お気に入りのドラマや映画を見つけたら、繰り返し繰り返し観ることをお勧めします。

中国のドラマだと、中国人への標準中国語普及のために中国語字幕が付いているものが多くあります。中国語中級者以上の人やだいたいドラマや映画のストーリーが頭に入ったと言う人は、日本語字幕ではなく中国語字幕で見てみましょう。リスニング・リーディング両方の強化につながります!

中国語の歌を聴く

中国語の歌を聴くことも、中国語上達のためには効果的です!

YouTubeなどの動画サイトのアップロードされている中国語の曲を聴いてみると良いですね。

馴染みのない音楽だと聞きづらいと言う人は、中国で人気の日本人アイドルグループの歌や、人気の日本アニメのオープニング・エンディングソングの中国語バージョンなども探せば見つかります。馴染みのある曲の中国語バージョンを聴いてみると良いと思いますよ!

中国語で1曲歌える持ち歌があると、カラオケに行った時なんかに目立ちますよ〜♪

YouTubeで中国語の動画を視聴する

中国ドラマ・映画・中国語の歌などもYouTubeで検索して視聴することができますが、中国語学習者向けに作られた簡単中国語講座や、中国に興味がある外国人向けに情報を発信しているユーチューバーチャンネルなどを視聴することも中国語上達につながります。

中国語で中国料理を紹介しているチャンネルや、中国各地の観光情報を発信しているチャンネルなど、お気に入りのものを見つけたらチャンネル登録して動画を視聴すると楽しく中国語学習ができます。

中国語文法・単語を効率的に勉強する方法は?覚えやすい中国文法と単語学習のコツまとめ

中国語の先生に習う、中国へ留学するなど、中国語を素早く上達させる学習方法はあれこれありますが、独学でも中国語は上達させることができます。

短文教材やスマートフォンの辞書アプリ、YouTube動画などを利用して、お金をかけずにできるだけ楽しく毎日中国語にふれるのがポイントです!