中国人とうまく付き合うコツ!性格やマナー・食生活・恋愛・結婚感のちがいをまとめて紹介

台湾中国ハックス

日本に観光で訪れる中国人や日本に住む中国人の数も増え、中国人を見かけ中国語を耳にする機会が増えました。

それと同時に

「中国人は声が大きい」
「中国人はマナーが悪い」

と、顔をしかめる日本人も増えたような気がします。

たしかに…同じアジア人で外見も似ていて、隣同士の国に住んでいますが、日本人と中国人は全く異なる国民性といっていいでしょう。

中国人の性格や価値観、文化風習を少し理解すると、中国人との交流がしやすくなるはずです。

多くの中国人が日本にやってきて、多くの日本人が中国に行く現在、せっかくですから気持ちよく楽しくコミュニケーションを取りたいですよね。

中国人を理解し、中国人と付き合うコツを伝授します!

中国人って誰のこと?中国人の定義とは?

まず初めに、「中国人=中華人民共和国出身で中華人民共和国に住んでいる人」ではないということを覚えておきましょう。

中国国内には漢民族以外に55の民族が暮らして言います。

また、台湾と中国の複雑な関係や、チベットやウィルグル・モンゴルなどの自治区との関係、香港・マカオなどの特別行政区の存在など、一言で「中国」と言っても実情は複雑です。

日本から見る中国と、中国の中で様々な立場で見る中国は異なります。

「中国人」の中にも様々な立場の人がいて、様々な価値観や考え方を持っているということを忘れてはいけません。

中国人を知り、コミュニケーションを取ることはメリットがある

中国の人口は世界一。

経済成長も著しく、日本を訪れる訪日中国人も年々増加しています。

日本に住む外国人の中でも中国人が一番多く、2017年末の時点で73万人もの中国人が日本に暮らしています。

(※平成29年末法務省調べ)日本に観光で訪れる外国人の中でも、中国人が一番多いのです。

近年は訪日中国人の「爆買い」などが話題になり、日本の観光地の経済は中国人によって成り立っているようなところも多くあります。

一方で、日本在住の中国人や日本に観光でやってくる中国人のマナーの悪さなどを批判するメディアも増え、中国人に対して否定的な印象を持つ日本人も増えてしまっています。

ただし、日本で報道される中国人像はごく一部をかいつまんだもの。

現在の中国人富裕層は日本人以上といってもよい共用やマナーを兼ね備えている方も多いのです。

中国や中国人について少し理解を深めると、もっともっと見えてくるものがあるはずで、中国人の印象も変わってくるはずです。

広い視野を持ち、日本と世界中にいる中国人と楽しくコミュニケーションをとることができるよう、基本情報をおさらいしておきましょう!

世界中あちこちで多くの人と繋がることができる

中国人を知りコミュニケーションを取るメリットその1は、世界人口の4分の1をしめる大勢の中国人と繋がることができるということです。

地球上には73億人の人間が存在していて、うち13億9,000万人は中国人です。日本の10倍以上の人口で、国土面積は日本の25倍。単一民族の日本に対して、中国には56の民族が共存しています。

とにかく、日本とは何もかも桁が違うということなのです。

人も多ければ規模も大きい。

内情は非常に複雑、そして経済や生活水準がものすごいスピードで発展・上昇している不思議で型破りな国です。

中国人は世界中に住んでいます。

世界のあちこちにチャイナタウンがあり、中国人とコミュニケーションできる術があれば、世界どこに行っても現地の人と交流することが可能です。

ビジネスや活動の場が広がる

中国のGDPは2010年に日本を追い越し世界第二位になりました。

経済大国へと成長し、人口が非常に多いので巨大なマーケットを抱えています。

中国にはビジネスチャンスや活動の場が無限に広がっている状態です。

中国はやると決めたら徹底して、そして超スピードで物事を遂行させる国です。

2008年には北京オリンピックが、そして2010年には上海万博が開催されました。

中国都市部はものすごいスピードで街の様子が変化し、ニョキニョキと高層ビルが建ちあっという間に大都市へと変貌を遂げました。

「うるさい、慌ただしい、何事も手抜きで雑!」という中国人のイメージは、急速な変化の中でたくましく、そしてパワフルに生きる中国人の一面です。

中国の人は日本人には無い視点や価値観を持ち、細かいことは気にせずどんどん前に進むパワーを持っているのです。

そんなパワフルな中国人と肩を並べ、ダイナミックな中国のビジネスや社会に飛び込んでいくことは、きっと新たなチャンスに繋がるはずです。

自分の視野を広げ、新しい価値観や考え方に触れることができる

中国といえば…

・大皿に乗った大量の料理が次から次へとたくさん出てくる
・漢字を読めばなんとなく意味は理解できるものの、聞くと何を言っているのかさっぱり分からない
・中国語は発音が難しい
・とにかく人が多い

中国のイメージというと、こんなイメージを持っている人が多いのでは無いでしょうか。

さらに、あまり良く無いイメージとしては

中国の悪い印象といえば…

・声が大きい
・マナーが悪い
・ルールを守らない
・順番を守らず並ばない
・歴史問題が解決しておらず、反日感情を持つ人が多い
・自分たちだけのコミュニティーをつくり外国人と関わろうとしない

などと言ったものもあると思います。

中国人はとっつきにくく謎めいていて、私たち日本人とは違うから怖い・嫌と感じてしまうのかもしれませんが、そういう否定的な感情は中国人を知ることである程度解消できるものです。

中国はとにかく人が多いですから、やはり自然と声も大きくなってしまうのでしょう。

とはいえ、声が小さい中国人もいれば声が大きい日本人もいますし、イタリアやスペインなども声が大きい国民性を持っています。

中国は超急速な経済発展に伴い、地方や農村部できちんとした教育を受けてこなかったような人もある程度のお金を持つようになりました。

そう言った人たちが日本にやってくると、マナーが悪い、ルールを守らないと批判されるのですが、そうではなくマナーやルールを知らない・理解していないだけという場合が多いのです。

旅行やビジネスで外国を訪れる中国人が増え、逆に中国に訪れる外国人も増える中で、徐々に中国人のマナーやルールに対する意識は改善されてきています。

実際、日本にやってきた中国人は日本の清潔さや正確さ、そして良質なサービスに感動してリピーターになる人も多くいます。

日本の良い部分に触れ、それを自国に持ち帰り伝える中国人が増えればこれから中国人の価値観や考え方も少しずつ変わっていくのでは無いでしょうか。

街のどこかで中国人に会う機会があったら、怖がったり嫌がったりせず、話しかけて交流してみましょう。

きっとあなたが今まで知らなかった新しい視野や考え方に触れることができるはずです。

どんなシーンで現れる?中国人と日本人の違い

中国流の接し方は日本人にとっては驚くものも多いのが事実。

しかし、中国人にしてみたら日本流だっておかしなことばかりに映るはずです。ここでは日本と中国の違いについてを具体的にみていきましょう。

食事の仕方

日本人も大好きな中華料理。中国の食事というと、山盛りに料理が盛られた大皿がテーブルの上に何枚も並ぶ・・・

そんなイメージがありますよね。

食べきれないほどの料理が出てくることが多いですが、そもそも食べきることを前提に料理を出していないのです。

中国では、料理を全て食べきってしまうと「食事の量が足りなかった、十分なもてなしを受けなかった」という意味になってしまうので、料理は残す方が良いとされてきました。

残さず食べるのが良いマナーだと教えられてきた日本とは相反する考え方ですよね。

それから、中国人は食事のマナーが悪い!

と言う日本人がいます。中国人は美味しい料理は豪快に楽しく食べると言う考え方を持っているので、例えば魚や肉の骨をテーブルの上に散らかしたり、お皿から食事がこぼれてもそのままにしたりと言うのが一般的です。

食器やテーブルを綺麗にするのはお店の人の仕事。食事を食べる方はマナーなどは気にせず、美味しいものを存分に味わう。

それが中国人の考え方です。

食事中は肘をつかずに、姿勢を正して綺麗に食べる。

食事中のマナーを気をつけることが一般的な日本人には、中国人の食べ方は「マナーが悪い」と映ってしまうこともありますが、豪快に食べることが中国式食事中のマナーなのです。

ただ、最近は中国にも海外の食文化が入ってきて、中国の食事の様式や食文化は多様化してきています。

中国のレストランに入ると、伝統的な食べきれないほどの大皿大盛り料理を出すお店もあれば、適当な量の料理を小皿で出すお店も増えています。

そして、中国人でも食事を残さず食べる人も増えましたし、レストランの方でも「食べ残しは極力避けて」と張り紙をするようなところも増えてきています。

奢る?割り勘?お会計のマナーの違い

日本人は友人同士で食事に行くと、割り勘の場合が多いと思います。

中国だと、食事に誘った人や年上の人、収入の多い人が奢るのが一般的です。

同等の立場の人と食事に行く場合も、どちらかが奢り、次の食事の時に別の人が奢ると言う感じで、順番こに奢り合いをします。

奢ってもらい、「じゃあ次回は私が」と言うのが中国の知人との付き合い方。

食事代を割り勘にすると「もう今後一緒に食事をしません」と言う意味になってしまうことがあるので注意しましょう。

それから日本人は職場の人と食事や飲み会に行くと、食事の場でも仕事の話をすることが多いですよね。

中国人は職場を離れたら仕事の話はしないのが一般的です。

食事の席で部下が上司に気を使ったり、上司が部下を叱責したりと言うことはほとんどありません。

お酒の飲み方の違い

日本人と同じように、中国では何かをお祝いするときに家族や仲間とお酒を飲みます。

中国のお酒として有名なのは「紹興酒」や「白酒」ですよね。

中国の「乾杯」は文字どおり杯を乾かす=空にすることなので、注がれたお酒は一気飲みします。

しかも、日本のように最初に一度だけ乾杯するのではなく、何度もなんども繰り返し乾杯をするのが中国式。

お酒に弱い人は繰り返し一気飲みしているうちに、すぐに潰れてしまいます。

ただ、最近ではお酒の飲み方も変わりつつあり、弱い人にお酒を強要したり、ましてや一気飲みを強いることはなくなってきました。

海外のお酒も一般的になり、ビール・ワイン・ウィスキーなど、それぞれ好きなお酒を飲みます。

日本酒の人気も上がってきています。

ビジネスで中国に行き、取引先の人や同僚とお酒を飲む機会があったら、失礼のないように勧められたお酒を一気飲みしなければ・・・

と言う心配は無用です。

そもそも、中国では日本のように仕事の付き合いで飲みに行くと言う風習は一般的ではありません。

職場の上司や同僚と食事に行きお酒を飲む機会があったとしても、仕事の話はせず他の話題で盛り上がります。

中国人は家族との時間を最優先する人が多く、仕事帰りに飲んでから深夜に帰宅というようなことはあまりありません。

それから一般的に、中国北部の寒い地域には酒豪が多く南部の温かい地域ではお酒よりお茶を飲む機会が多いので、アルコール度数の低いお酒が消費されるようです。

ショッピング

中国の人はショッピングが大好き!もちろん、日本人ショッピング好きは多いですがショッピングの仕方に違いがあるようです。

キャッシュレスが一般的

世界中でキャッシュレス化が進む中、日本はまだまだ現金主義の国です。

カードが利用できないお店・場所もまだ多くありますし、お財布に現金が入っていないと不安という人も多いでしょう。

中国は日本以上にキャッシュレス化が進んでいて、モバイル決済が広く普及しています。

日常の買い物はもちろん、外食や出前を取るとき、タクシーを利用するときなどにスマートフォンで支払いを済ませることが多いようです。

中国のメッセージアプリ「WeChat」についている「WeChat Payment」を利用する人が多いですね。

「WeChat」は中国版のLINE的なメッセージアプリで、中国人ユーザーは非常に多いです。メッセージのやり取り、ビデオ通話などもできるので、中国に行く人や中国にいる知人と連絡を取り合う機会がある人は、ダウンロードしておくと便利なアプリです。

なぜ中国でモバイル決済が普及したのか?

中国でモバイル決済が普及しッキャッシュレス化が進んだのにはいくつか理由があります。

スリや盗難が多く財布や現金が盗まれやすいこと、そして偽札詐欺が横行していることがまず第一に挙げられます。

それから、地下鉄で切符を買おうとするとお札が使えない場所が多く不便であることもキャッシュレス化が進んだ理由の一つでしょう。

もう一つは中国元のお札の最高額は100元ですが、これは1,588円相当です。(※2019年5月時点での換算)日本のお札の最高額が1,500円程度だったと考えてみてください。買い物・食事・レジャーなどの際にかなりの枚数のお札を持ち歩かなければならないことになります。

こういった理由があり、現金よりモバイル決済で支払いをする中国人が増えたのです。

日本は世界と比べてまだまだキャッシュレス化が進まず遅れていると言われることもありますが、逆に言えば、日本は現金が便利で安全に使える国であるからキャッシュレス化の必要性がないということもできます。

買うために買い物に行く中国人

「銀ぶら」(銀座をブラブラ散歩しつつお店のショーウィンドーを眺める)なんていう言葉がありますが、日本人は特に目的がなくてもお店が並ぶ大通りやショッピングモールを歩きまわるウィンドウショッピングが好きですよね。

家族で連れ立って、友達と会話しながら、恋人とのデートに。お店を見て回りながらおしゃべりをして、カフェで休憩して・・・

というスタイルで休日を過ごしたりします。

対する中国人は、買うものがあるから買い物に出かけるという人が大多数です。

日本に爆買いにやってくる中国人も、お目当の商品のリストを作り欲しいものを狙って買いにくるのです。

最近は中国人の第一次爆買い期は終わり、モノよりもコトへ。体験ツアーなどの人気が急上昇中だと言われています。

茶道や禅などの体験、日本料理教室の体験など、中国人に人気です。

中国と日本の家族観の違い

中国人は家族を何よりも大事にします。

日本人だって家族は大事で強い絆がありますが、中国人の家族同士の絆はさらに強固なものなのです。

中国の歴史を遡ってみると、紀元前からいくつもの王朝が栄え、そして滅びてきました。

王朝が変わるたびに全王朝の家族は皆殺しに。国の制度が180度方向転換し、国内が大混乱に陥る・・・

という歴史を繰り返してきました。

次々と変わる王朝や指導者。

中国人にとって国は信頼できず、血の繋がった家族こそ信じられる存在なのです。

中国人の家族愛や家族間での強固な絆は、中国の長い長い歴史の中で作られてきたものです。

ここでいう「中国人の家族」というのはかなり広い範囲を指します。

親兄弟、いとこ、叔父叔母の範囲にとどまらず、遠い血縁者でも親戚であれば助け合います。

子育ても母親だけに任せず、家族親戚一同みんなで子供を育てるのが中国式です。

「子供は両親が責任を持って育てる」という考え方が主流の日本に対して、「親戚・家族が総出で子育てに関わる」のが中国式。

また、「遠くの親戚より近くの他人」という言葉がある日本に対して、中国人にとって「他人は他人、家族以上に大切な存在はありえない」のです。

ただ、最近では中国も都市部で核家族が進み親戚一同で子供を育てるという環境は減ってきています。

経済発展に伴い、中国の家族生活や家族観も徐々に変化しています。

公共の場でのマナーの違い

日本人は公共の場でのマナーに非常に気を使います。

「みんなで使うところは綺麗に、公共の場ではお行儀よく」が習慣となっている私達日本人は、マナーをあまり気にしない中国人に対して、時に否定的な感情を持つこともあります。

中国人は「家族と過ごす家」と「公共の場」の間にしっかり線引きをしています。

上でも説明した通り、中国人が一番大事にするのは家族です。

家族と過ごす家の中は、非常に綺麗に整理整頓し、念入りに掃除をして清潔にしているのです。

公共の場でゴミを捨てたり汚して後片付けをしなかったり、そんな中国人のイメージがあるかもしれませんが、中国人は実は綺麗好きです。

中国はとにかく人が多いので、「公共の場は多くの人と共用する場所で、汚れていても仕方ない」と考える中国人が多いようです。

それから、中国人は役割分担に関してもしっかり線引きをしています。

公共の場にゴミが落ちている・汚れているといった場合でも、「ここを掃除するのは自分の役割ではない、清掃担当者の仕事を自分が奪う必要はない」と考えます。

「マナーが悪い」とか「汚れていても平気」というのとは少し違うのです。

日本は逆に、公共の場はマナーを守り綺麗に使うけれど家の中はぐちゃぐちゃという人も多いのではないでしょうか。

日本人と中国人の、公共の場と家族と過ごす家の中に対する考え方はほぼ反対と言えるでしょう。

働き方の感覚の違い

中国の企業や中国人の顧客とビジネスで関わる機会も随分増えてきました。

中国人は約束を守らないとか、中国企業ととりかわす契約書はあって無いようなものだ、なんて言いますが、仕事に対する姿勢やビジネス感覚にも、日本と中国では大きな違いがあります。

中国人の働き方の特徴を挙げてみます。

中国人はこう働く!

・仕事は就業時間内に終わらせたい、残業はしない
・給与に見合わない労働はしない
・上司に気を使ったり上司を立てたりしない、本音で接する
・自己判断で物事を進めがち、「報連相」ができない
・目先の仕事に集中し、その他の予定や計画は立てない
・リスク対策や危機管理はしない、何か問題が起きたらその時考える
・自分の考えを曲げない、徹底的に議論する
・良い条件の方へすぐ転職する
・結果良ければ全て良し、成果主義
・チャレンジ精神旺盛

日本人のビジネス感覚とは随分違うなぁということが分かりますよね。

協調性を重んじる日本人に対して、中国人は自己主張し自己判断で仕事を進めます。

中国人ビジネスマンの働き方をあらかじめ知っておくと、仕事で関わることになった際スムーズに物事が進むと思います。

恋愛・結婚観は?日本とはかなり違うので要注意

中国人は恋愛に対して真面目な人が多く、上で説明した通り家族を非常に大切にする国民性を持っています。

結婚相手とは家族になり、お互いの家族が親戚になるわけですから、結婚相手は慎重に選びます。

「とりあえず付き合ってみて、良さそうだったら結婚する」のではなく、付き合うとなったら結婚前提の本気のお付き合いをするという中国人が多くいます。

もちろん、各地方によって恋愛や結婚観には差があります。

地方や農村部では20代のうちに結婚し子供を産むのが一般的ですが、大都市部では晩婚化や未婚化が進んでいます。

中国では結婚後、女性が家庭に入り専業主婦になるというのはあまり一般的ではありません。

基本共働きで、子供が生まれると祖父母が面倒を見ます。

とにかく家族間の関係が密で絆の強い中国。もしあなたが中国人との結婚を考えているのなら、中国の家族親戚と濃い付き合いをしていく覚悟を決める必要がありますね!

中国の結婚式って?以外にシンプルなのは知ってた?

中国の一般的な結婚式は、日本のように厳かであったり煌びやかなものではありません。

出席者は普段と同じような格好で参加し、カジュアルな雰囲気の中でお祝いをします。

結婚式の開始時間に、招待客が全員揃っているということもありません。

みんな都合の良い時にやってきて、新郎新婦を祝福し料理を食べ、好きな時に帰っていきます。日本の結婚式とは全く違う様式です。

贈り物をする、お土産を渡す

中国には日本と同様に、贈り物を盛んにする文化があります。

お祝い事の時や、お礼・感謝の気持ちを伝えたい時に贈り物をします。

中国人が贈り物をするタイミングと、贈り物としてはふさわしく無いものをご紹介しますね。

春節とは?中国のお正月についてを解説

春節というのは1月の終わりから2月の初めにある(その年によって異なります)中国の旧正月です。

中国では1月1日の正月より、旧正月を盛大にお祝いする風習があります。

家族を大事にする中国人は、もちろん春節に親戚・家族の家々を回り新年の挨拶をしてお祝いの品を送ります。

日本のお歳暮やお中元的な、相手が喜ぶ食料品や消耗品を送ることが多いようです。

遠い親戚にも贈り物をするので、かなりの出費になってしまいます。春節前になるとお金がカツカツになる人も多いのだとか。近年では、この春節の出費を抑えるために「春節に帰省しない若者」も増えているようです。

春節には大人同士はお祝いの品物を贈り合い、子供にはお金を渡す習慣があります。

日本もお正月にお年玉を配る習慣があるので似ていますよね。

中国の場合、親戚が大勢いる場合が多いので子供達は多額のお小遣いをもらえるようです。

このお年玉の渡し方も中国ならではで、この記事の上の方で中国はキャッシュレス化が進んでいてモバイル決済を利用する人が多いと書きましたよね。

お年玉も「WeChat」アプリを使って送るのだそうです。

春節のお土産は必要?注意点など

日本人も旅行に出ると職場やご近所さんにお土産を買い込みますが、中国人も同じです。

旅行に出たら、親戚家族、友人、同僚へのお土産購入は必須です。

特に日本に来る中国人は、家族や親戚、知人、近所の人に「日本からこれを買ってきて!」

とリストを渡されていたりします。

日本の医薬品やコスメ、家電製品をこれでもかと買い込んでいく中国人の姿が一時期よくテレビで流れていましたよね。

ご祝儀の風習はある?注意点など

中国でも日本と同様に、結婚式に招待された時はご祝儀を渡す習慣があります。

日本ではご祝儀を包む時、「奇数=割り切れない」が良いとされていますが、中国では「偶数=夫婦としてペアになる」ということで偶数の金額を包みます。

ただ、奇数の額でも「九(jiǔ)」は「久(jiǔ)」を連想させ縁起が良いので大丈夫です。

贈ってはいけないもの

贈り物を盛んにする中国ですが、贈ることがタブーとされている品物があります。

知らずに贈って関係が悪化・・・ということがないように、タブー品を確認しておきましょう。

・時計
日本だと贈り物として喜ばれそうな時計ですが、中国ではタブーです。

「時計=钟(zhōng)」が「終わる=終(zhōng)」の発音と同じなので、時計を贈ることは「これで関係を終わりにしましょう、絶好です」という意味になってしまいます。

なお、この時計とは「置き時計」のことなので、腕時計は問題ありません。

・靴
「靴=鞋(xié)」が「不正な・怪しい=邪(xié)」と同じ発音なのでタブーです。

・傘
「傘=伞(sǎn)または 雨伞(yǔ sǎn)」ですが、「解散(jiě sàn)」を連想させるので贈り物としてはふさわしくありません。

・梨
「梨(lí)」が」「分かれる・離れる=离(lí)」の発音と同じなので梨の贈り物は控えましょう。果物の贈り物って、いただくと嬉しいものですけどね。中国では梨は贈らず他の果物を選んだ方が良いでしょう。

中国人とうまく付き合うコツと文化の違いまとめ

以上、中国人の性格や彼らの持つ価値観について解説しました。

日本には多くの中国人が訪れ、暮らしていますし、日本から中国に行く人も大勢います。

また、世界中のどこにでも大勢の中国人がいて、中国人とコミュニケーションをとる機会は意外と多いものです。

「なんとなくマナーが悪いイメージがあって嫌」と毛嫌いせずに、彼らの生活や文化、風習を少し知ると中国人の印象が変わって来るはずです。

気持ちよくポジティブな交流ができるよう、お隣の国に住む人たちへの理解を深めてみましょう。