ビジネス中国語やビジネス中国語検定の学習方法は?仕事に有利な資格の学び方まとめ

ビジネス中国語やビジネス中国語検定の学習方法は?仕事に有利な資格の学び方まとめ

少し前まで「ビジネスに必要な言語といえば英語」というのが一般的でしたが、最近では「ビジネスのために他言語を習得するなら中国語だ」と考える人が非常に多くなってきています。

凄まじいスピードで経済発展を遂げ、人口13億人超えの巨大マーケットを抱える中国。

中国企業が世界各国に進出していますし、世界中のあちこちに中国人が暮らしその国の経済を担っています。

今は、中国語のスキルがあるとビジネスチャンスが巨大に広がる時代になりました。

でも、中国語初心者の人がビジネスレベルまで言語能力を上げるのってかなり大変じゃない?

と思うかもしれませんね。

そこで今回は、中国語初心者が効率的にビジネス中国語を習得するための学習方法についてご紹介していきます!

中国語をビジネスレベルまで引き上げる!効率的な学習方法とは?

外国語の習得に一番大切なことは、毎日コツコツ学習を続けることです。

1ヶ月やそこらで高いレベルの他言語を習得するということは、一般人にはなかなかできないことですよね。

仕事、学校、家事、育児など、毎日忙しくてなかなか中国語学習のための時間が取れないという人もいるでしょう。

効率的に学習を進めるための方法について説明します。

3つの分野の良い教材を揃える

語学学習に大切な基本分野は

ポイント

1.発音
2.短文
3.単語
4.総合
5.検定試験向け過去問/模擬試験

の5つです。

つの分野それぞれを基礎からじっくり取り組める人は、ぜひ5分野別に教材を揃え基礎固めから始めましょう。

ただ、学校・仕事・家事・育児などでなかなか語学学習のための時間が取れないという人も多いでしょう。

ビジネス会話に必要な実践的中国語スキルを身につけるためには、特に【発音・単語・総合】の3分野が重要です。

限られた時間で効率よく勉強したいという人は、この3分野に絞り込んで学習を進めることをお勧めします。

発音が何より重要!

例えばアルファベットしか知らない欧米人が中国語学習を始める時、文字の多さや漢字の複雑さ・難解さでだいぶ苦労するようです。

私たち日本人はすでに多くの漢字を知っていて、漢字には馴染みがあり抵抗はありませんよね。

ただし、中国語は発音の種類が非常に多く、日本語には無い発音や日本人には出しにくい発音がたくさんあります。

日本人が中国語を学ぶ際、鍵になるのは発音です。発音の基礎さえマスターしてしまえば、中国語の読み書きや文法の理解にはそれほど苦しむことなく割と簡単に中国語が習得できるはずです。

発音分野の教材は、発音に特化した教材でCDやDVDなどネイティブの音源がついているものを選びましょう。

口の動かし方・舌の位置などを論理的に説明していて、図解や画像付きのものが良いでしょう。

単語は1つの意味を徹底して覚える

単語教材も、できればCDやDVDなどネイティブの音源付きのものを選ぶと良いでしょう。

一つの単語につき複数の意味が書いてある教材がほとんどですが、忙しい人はまずは1単語につき1つの意味を覚えれば十分です。

読む・書く・聞く・話すの4つのスキルを鍛える

総合分野の教材には、日常・ビジネスの会話文や物語・説明書などまとまった長さのある中国語文が掲載されているものを選びます。

やはり音源付きであることがマストで、音源を聴きながらすぐ後を追うように真似をして発音をする「シャドーイング」トレーニングを行なって見ましょう。

最初は教材のピンインを見ながら→ピンイン部分を隠して漢字だけを見ながら→最終的には何も見ずに音源だけを聞いて・・・というステップを踏んでシャドーイングを特訓してみてください。

シャドーイングは耳・口・目を使って読む・聞く・話すを同時に鍛えることができるトレーニング法です。

効率的に語学学習を進めたい人は、積極的にこのトレーニング法を取り入れてくださいね。

様々なシーンで使える中国語を学ぶことが大切

ビジネス中国語を習得しよう、と考えている人は社内や職場で使う用語や言い回しばかりを意識して学習してしまいがちです。

でも、ビジネスで中国人や中国語を話す外国人と交流する際、やはりそれだけでは円滑なコミュニケーションは取れません。

ビジネスばかりに特化せず、様々なシーンで使える中国語を学ぶことも大切なこと。

そして、中国人の性格や考え方、価値観、日本人との違いや共通点、中国の歴史や文化を知ることも、お互いが楽しく交流するために必要なことです。

中国語の歌を聴いて一曲くらい歌えるようにしておく、中国語のドラマや映画を見るなど、中国語だけでなく中国人や中国の文化にも触れておくと良いですね。

ビジネス中国語検定(BCT)とは?

中国語を学ぶ多くの人が受験する試験というと、日本国内で実施されている中国語検定や中国政府公認のHSKなどがあります。

この2つとは別にビジネス中国語の能力を証明する検定「BCT」があります。

BCTは中国語が母国語では無い全世界の人向けのビジネスレベルの中国語を測定するための標準試験で、BCTの得点は世界中で中国語能力を証明する公的な資格になります。

BCT検定のレベルとHSKとの比較

中国語を学習している人は、HSK受験に向けて学習したり実際にHSKを受験したことがあるという人が多いと思います。BCTのレベルとHSKとの比較を表にまとめました。

難易度試験項目点数HSK
BCT–A0〜1002級上
BCT–A101〜2003級上〜4級中
BCT–A201〜3003級上〜4級中
BCT–B0〜1004級上〜5級中
BCT–B101〜2005級中〜5級上
BCT–B201〜3005級上〜6級中

BCT–Aの試験内容は、

・リスニング 30問 回答時間20分

・読解 30問 回答時間30分

・漢字を書く 10問 回答時間10分

(合計70問 回答時間60分)

BCT–Bの試験内容は、

・リスニング 50問 回答時間35分

・読解 40問 回答時間60分

・作文 2問 回答時間40分

(合計92問 回答時間135分)

となっています。

BCT公式サイト(日本語)に模擬テストがあるのでBCTの受験を考えている方はぜひチェックしてみてください。

受験の申込書も公式ページから印刷できるようになっています。

  • BCT(ビジネス中国語検定試験)

http://www.bct-jp.com/bct-gaiyou.htm

年に2回、東京・大阪・名古屋・福岡・札幌で試験が実施されていて、結果はオンラインで発表されます。

BCT–Aは5,000円、BCT–Bは8,500円の受験料がかかります。

BCT以外の試験はビジネスに不向き?

世界中で通用するHSKや、主に日本国内限定になってしまいますが中国語検定の級を持っていることはビジネスシーンでのアピールに有効です。

例えば英語が堪能な人が英検、国連英検、TOEIC、TOEFL、ケンブリッジ検定など複数の英語の能力を証明する資格を持っていたりするように、資格は多く持っていて損になることはありません。

時間やお金(受験料)に余裕がある人は、複数の検定試験を受けておくと良いと思います。

モチベーション維持のためにも、検定受験を目標に掲げよう

ビジネス中国語を習得したい、
中国語をビジネスレベルまで上げたい

と思う人の多くは、すでに社会人の方で毎日コツコツ学習する時間を取るのが難しいという場合が多いかもしれません。

モチベーション維持のためにも、検定試験を目標に学習を進めましょう。

目標が無いとダレてしまい毎日の継続が難しくなってしまうものです。

また、目標を達成できた時の達成感や充実感を味わうと、さらに上を目指して頑張ろうという意欲が湧いてきます。

自分のビジネスチャンスを広げるためにも、毎日の努力を欠かさず中国語学習を続けていきましょう。